日日是今帳…11月14日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

シラキの樹の紅葉に気をとられていたら、ツワブキの花が咲いていました。昨日、咲いているのに気がつきましたが、シラキのすぐ後ろにあるツワブキなのに見落としていたのが不思議です。人の目というのは、どいういう風に物事を映しとっているのでしょうか?見え方もですが、見えているものも人それぞれなのかもしれません。自分に都合良く、見たいものしか見ていないのかも(笑)目の前で風に揺れている黄色い花は、私が気づいたからそこに咲いているのか?それとも私の存在には関係なくそこに咲いているのか?などという哲学的なのか量子学的なのかわからない疑問が頭の中をグルグルと巡る朝。風は少し冷たいものの今日も秋晴れの美しい一日の始まりです。

2018年11月14日

秋深し 石蕗(つわぶき)の黄の 風に揺れ

ツワブキ

日日是今帳…11月11日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

前回の7日の投稿でアップしたシラキの紅葉。あの頃が見頃だったようで、この週末には葉が丸まり始めました。この間の雨に艶やかに濡れていた紅が、今年のシラキの美しい紅葉の終わりでした。庭の中央にあり、一番最初に色づくので紅葉観察対象となるのですが、「美しい紅葉だ。枯れ始めてしまった」などというこちらのつぶやきなど関係ないく、ただただ根を張り枝を伸ばしているだけなんでしょうね。今年の葉が落ちてもまた来年葉が茂る。落葉は樹の命の終わりではないけれど、どこか人の老いと重ねてしまう。人は老いて後にまた若葉が茂るということはないので、厳密には違うのですが、枯れ落ちた後にまた新しい命へと魂が旅を続けるのだとすれば、同じようなものなのかもしれませんね。

2018年11月11日

末枯れ(うらがれ)や 巡るいのちに 思い馳せ

kareyuku

日日是今帳…11月7日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

11月に入って初の投稿となりました。早一週間が過ぎています(汗)1日から三日間ほどヒビコレに韓国の方々が滞在してみえました。gallery0369で写真展を開催される作家さんお二人とお友だち。おでんやてこね寿司で日本の味を楽しんでいただきました。これまでも演劇関係の韓国、台湾の方々がみえたりと、こんな里山に居ながら海外の方々と交流ができるなんてなんだか不思議です。通訳してくれる方がみえたので、いろいろお話しも弾みました。そんな日々から日常に戻ると、庭のシラキが真っ赤に色づいていました。昨夜、玄関灯に照らされたシラキの葉は、ドキッとするような妖艶な赤色をしており、しばし見入っておりました。

2018年11月7日

霜月の 闇に妖しく シラキ燃ゆ

秋庭

日日是今帳…10月31日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

早いもので神無月も今日で終わり。9月は半ばまで残暑を感じる日が有ったり台風が来たりと、まだ秋本番ではないような気がします。そして11月は後半になると木枯らしを思わせる冷たい風が吹き始めることも。そう考えると10月は秋を一番感じられる月なのかもしれません。今日も秋晴れと呼ぶにふさわしい陽気です。こんな日はただ空を見上げ風を感じるだけで幸せな気分が増幅されます。暑さの厳しい夏と冷たい冬との間に秋があり、また春が来る。神様が絶妙なバランスでこしらえてくれた日本の四季。今日も好日です。写真はすっかり庭に溶け込んでいるハシゴオブジェです(笑)

2018年10月31日

行(ゆ)く風を ただ感じ居る 神無月

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日日是今帳…10月26日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

昼前頃から雨の予報でしたが、降りだすのは夜のようで今日も心地よい秋の光が射し込んでいます。10月の初め頃から犬の散歩で裏の小道を通るたびに気になっていた柿の実。敷地の小屋の屋根に乗っかるように枝が出て実をつけているのですが、どれが幹なのか?という不思議な樹なのです。毎年一つ二つは実をつけていて、「あれ?こんなところに柿?」と思ってはいたのですが、今年はどうにもその柿が気になって仕方がなかったのです。道からは届かないし、かりに二又の枝で挟み込んでも下に落ちてしまっては採れません。日々あれこれ考えを巡らせてハンガーとスーパー袋と木の枝とで柿もぎ道具を作ってみました。苦労して一つは採れたのですがなかなか難しい。すると一緒にいた息子が家の屋根を伝って小屋の屋根に降り立ち、ホイホイともいでくれました。以前登ったことがあるらしい(笑)そして食べてみたら、やっぱり渋柿。ということで、友だちに教えてもらった柿酢を仕込んでみました。うまくできたら報告いたします。

2018年10月26日

家柿の 目には旨くて 舌苦し

渋柿

日日是今帳…10月25日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

昨夜は十四日目の月でした。十六夜月(いざよいづき)のような洒落た呼び名があるのかと思い調べてみたら、じゅうよっかづきと読むそうで、ちょっと拍子抜けしましたが小望月(こもちづき)という呼び名もあるそうで、勉強になりました。月が照らし出す里山の風景はもちろんですが、月光を受けて樹々の葉がキラキラと輝く様はとても神秘的な美しさでした。今夜は満月ですが、お月さまは顔を見せてくれるでしょうか?写真は夕方のヒビコレ庭。こちらは西日を受けて光っています。この数分後にはもうこの光はありませんでした。月の光も太陽の光も一瞬一瞬姿を変えていくもの。見ようとして見られるものではなく、見せていただいているのかもしれませんね。

2018年10月25日

庭の木が 宝石まとう 月の夜

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日日是今帳…10月24日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

朝の庭は雨で濡れていましたが、白い雲の間から青空も見え時折日も射しています。暑くもなく寒くもなく、過ごしやすい正に理想の秋の日のように感じます。日々秋色が深まっていく庭ですが、変わらず青々としているシダの葉たち。雨上がりで葉の緑が美しかったので、今朝の一枚にパチリ。毎日幾度となく横切る庭ですが、この今帳のことを意識しているといろんな植物たちが話しかけてきてくれるような気がします。「今日は私をモデルにして!」と言っているのかもしれませんね。ふと思ったのが、このシダたち冬はどうなっていたのか?ということ。冬の光景も見てきているはずなのに、すっかり記憶から抜け落ちております。ということで、また冬になったら報告させていただきます(笑)

2018年10月24日

秋庭に ひときわ映(は)ゆる シダのあお

雨しだ

 

日日是今帳…10月23日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

このひと月を振り返ってみると秋晴れの青空がなかなか続かず、一日二日晴れたかなと思ったら雨ということが多かったように思います。そして今日も雨。主婦としては洗濯物がカラッと乾くお天気が嬉しいのですが、パラパラと降る雨にしっとりと濡れる庭の樹木を見ていると、こんな秋の雨もまた良いかなと思ったり。積もった枯れ葉に落ちる雨音は少し乾いた音がして、秋の深まりを感じるそんな今日のヒビコレの庭です。

2018年10月23日

神無月 明るい雨に 白木濡れ

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日日是今帳…10月22日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

前回の投稿が7月29日。夏休みもとっくに過ぎ、秋も深まる今日この頃。『日日是今帳、夏休みも終わり、新学期スタート!』というフレーズも使えず(汗)といったおさぼり状態から、本日やっと復帰いたしました。またおつきあいいただければ嬉しいです。投稿が遠のいていた理由の一つが、7月の投稿にも書きましたが、木を伐採して庭に積み上げていたこと。とても庭とは言い難い状態でしたが、それも先日やっと片付けることができました。三ヶ月近く放置されていた庭に、気づくと今年もちゃんとホトトギス草が美しく花開いてくれています。その姿を見たら、久しぶりに言葉が浮かんできて、投稿を再開しようと思いました。これからもたくさんの命が輝くヒビコレ庭の日々をお届できたらなと思っています。

2018年10月22日

五七五(ごひちご)の リズムあふれる 秋の庭

hototogisu

日日是今帳…7月29日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

熟睡している間に台風が通過していました。庭も家も大した被害が無くてありがたいなと思っていたのですが、高田本山駅の近くに住んでいる義父から、夜中から停電が続いていると電話がありました。津市内の広域で停電とのことですが、復旧したのでしょうか。風は収まっていますが断続的に雨が降っているので、まだしばらく気をつけた方が良いかもしれませんね。台風が過ぎ去るのを待っていたかのように、庭のあちこちにカタツムリが出現。その美しい螺旋に見とれてしまいます。カタツムリの螺旋を調べてみると、黄金比、フィボナッチ数列の説明が出てきます。黄金比は美術の時間に習った記憶がありますが、フィボナッチ数列は聞いたことはあるけど難しそう(汗)ただ自然界のあらゆる部分に、その比率が見られるというのはとても神秘的なことで、畏敬の念を感じずにはいられません。カタツムリから自然界の神秘を思う台風明けのお昼のひととき。

2018年7月29日

嵐行き 庭の小枝に かたつむり

かたつむり