日日是今帳…1月22日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

昨夜はみんなの期待に応えるかのように満月が美しい姿を見せてくれました。東の方向に小さな山があるので、市街の方に月が昇ってから、ヒビコレの庭から月が拝めるまでにタイムラグがあります。昨日は夕方の買い物のタイミングで月が昇ったので、ショッピングセンターの駐車場から眺めておりました。買い物を済ませて家に着いてもまだ我が家の辺りからは月が見えません。数十分の時間差で山の稜線が輝き月が顔を見せました。月は見える形こそ違えど、新月以外は夜空のどこかに見つけられるもの。なのにどうして満月にテンションが上がる人間が多いのでしょうか。太古の動物的な記憶なのかなぁ?などなど月を見上げながら想像するのもまた楽しくて。そして今夜は十六夜。欠けていく月もまた良いものです。写真は珍しく裏の風景。このカラスウリも月の光を愛でていたことでしょう。

2019年1月22日

望月を 真似たか丸き カラスウリ

karasurui