日日是今帳…1月11日

古民家Hibicoreの女将が『ずれずれなるままに』今日の『ウタ』を綴る『日日是今帳』

今日の早朝にまん丸になったお月さま。昨夜の庭は月明かりに照らされた緑葉がキラキラと輝いていました。その光景を見ながら思い出したのが絵本の『モチモチの木』。初版はなんと1971年。半世紀近くも子どもたちに読み継がれているベストセラーですね。たぶん小学生の頃に出会ったのだと思うのですが、今もあの絵が頭に浮かびます。豆太が見たのはこんな世界だったのかなと、なんだか楽しくなりました。まん丸シリーズでつなげて、今日は鏡開きです。例年お餅とお餅の間がカビていたりするのですが、今年はカビもなくきれいにひび割れていました。鏡餅の由来は諸説あるようですが、年神様の依り代である鏡餅を家族でいただくことで、新しい年の魂を体に宿すことになるのだとか。111並びの縁起の良さげな今日、心身を一掃すべくいただくことにしましょう。ぜんざいといきたいところですが、家人もいないのできな粉餅あたりにしておきますか。

2020年1月11日

お鏡を 開いて神の めぐみ受け

鏡餅